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医療用レーザー脱毛とメンズエステでの永久脱毛の違い
ヒゲの永久脱毛としてメンズエステと人気を二分存在であるのが、美容外科(美容クリニック)などで行われる医療用レーザー脱毛です。ここでは、医療用レーザー脱毛とメンズエステでのレーザー脱毛の違いについて、それぞれの特徴から比較と解説を行います。
お金はどれくらい違うの？
メンズエステの脱毛と医療用レーザー脱毛が総コストで比較される事もよくありますので、まずは金銭面での比較から始めましょう。
一般的にメンズエステでの脱毛は25万円程度、医療用レーザー脱毛が22万円程度と違いは3万円程度しかありません。（価格は調査時の相場です。エステやクリニックにお問い合わせください。）若干とは言え値段が高いにもかかわらず、なぜかヒゲ脱毛に関してはメンズエステが根強い人気を集めています。
それはいったいどうしてでしょう？
強力なレーザーは怪我と隣り合わせ
医療脱毛に使用する機械は美容機器ではなく治療機器です。そのため、メンズエステで遣われている機械より強力な物が使われている事が多いです。
強力なレーザーが照射される医療用レーザー脱毛は魅力的であり通院回数が少ないというメリットがありますが、火傷やシミのリスクも高くなるというデメリットも併せ持っている為、一概に良いとは言えないのです。
効率的でスピーディーな反面、100か0かを迫られる極端な選択
一般的に使われている医療用レーザー脱毛機は、ただ毛を脱毛するという目的で作られているため広範囲では非常に効率的で素早い作業が可能な反面、細かい作業に不向きな作りをしています。
薄っすら残したい・生やす可能性があるから密度だけ下げる・形状を整えてデザイン性を重視したいなど、細かな要望はほぼ不可能です。あくまで医療行為の延長であるという立場から、全脱毛のみ対応という医院も少なくないのです。
別物と考え、用途にあわせた上手なつきあいをしよう
私個人の意見として安全性や仕上がりを考慮すると、すね毛・もも毛・胸毛・背毛・脇毛など人目につかない場所であれば医療用レーザー脱毛をすすめます。しかし、シミや火傷が目立つ顔への医療用レーザー脱毛はおすすめできません。最悪の場合、広範囲に火傷を負ってしまいヒゲが濃いというコンプレックスよりも大きなコンプレックスを抱えてしまう可能性があるからです。
安全性や仕上がりを重視すべきである男性のヒゲはメンズエステ、それとは逆に脱毛するなら全く不要と断言できる女性の腋毛・すね毛・Vライン、男性の胸毛などは医療機関といった具合に、用途に合わせてエステと医療機関の脱毛は別物として使い分けると良いでしょう。
まだごく一部ですが、美容外科でもクリニックによってはデザイン脱毛に対応できる機械を導入を始める動きもあります。導入しているかどうかは実際にどういった脱毛に対応できるのかを尋ねる以外に確かめるすべがありませんので、まずはカウンセリングなどでクリニックに足を運んでみてください。
